Nginx のログを Google Data Studio で可視化したい。
Google Data Studio
Google Data Studio は無料で使えるデータ可視化ツール。
GCP の機能の一つというわけではないが、Google Analytics なども含めた Google Cloud という更に大きなくくりに含まれているため、GCP との連携もできる。
操作性自体は BI ツールほど自由度は高くない。しかし、十分な機能をもっている。
Data Stuio レポート作成
前回 BigQuery に nginx アクセスログを保存している。このデータを可視化して、レポートを作成してみる。
はじめにデータの接続をおこない、Data Studio で BigQuery上 にあるデータを取り扱えるようにする。
新規の空白レポートから作るため、DataStudio の画面より
- 新しいレポートの開始
- 空白を選択、無題のレポートができあがる
- 新しいデータソースを追加
- Google コネクタの選択で「BigQuery」
- プロジェクト→データセット「nginx_stackdriver」
- 表「nginx_access_YYYYMMDD」
- 接続
- レポートに追加
続いて、取り込んだデータソースをグラフ化する。今回はレコード数の折れ線グラフを作ってみよう。
- メニューの「挿入」→「期間」を選択
- 方眼紙上で範囲選択できるようなってるので、好きな大きさで設置
- グラフが作成される
これだけで自動で折れ線グラフが作成される。
どんなグラフを表示しているのかを見てみよう。グラフを選択すると以下のようになっている。
- データソース:nginx_access_YYYYMMDD
- ディメンション : 時間ディメンション「receiveTimestamp」
- 指標 : Record Count
時間毎のアクセス数(=レコード数)を折れ線グラフとして表示していることがわかる。
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