CentOS7にyumでPHP7, PHP-FPM, OPcache, APCuをインストール

PHP7と PHP-FPMをインストールする。

PHP7をインストール

PHP7を入れるためには remiリポジトリが必要。
そしてremiリポジトリを入れるためにはepelリポジトリが必要。

epelリポジトリ

sudo yum -y install epel-release

remiリポジトリ

wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
sudo rpm -ivh ./remi-release-7.rpm

remiリポジトリの PHP7.0を指定し、 PHPをインストール。
ほか、必要そうなエクステンションも一緒に。

sudo yum install --enablerepo=epel,remi-php70 php php-mcrypt php-mbstring php-fpm php-mysqlnd php-opcache php-apcu

何のエクステンションがあるかは、下記コマンドで確認できる。

yum --enablerepo=epel,remi,remi-php70 search php70

バージョンを確認。

php -v

PHP 7.0.8 (cli) (built: Jun 22 2016 11:57:34) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.0.8, Copyright (c) 1999-2016, by Zend Technologies

OPcacheと APCの設定は個別の iniファイルに記述されている。
該当ファイルがどこにあるかは、下記コマンドで確認できる。

php -i | egrep 'apc|opcache'

# 以下が表示
Additional .ini files parsed => /etc/php.d/10-opcache.ini,
 /etc/php.d/40-apcu.ini,
 /etc/php.d/50-apc.ini

PHP-FPMを起動

PHP-FPM自体の解説は下記記事がわかりやすい。

nginx と PHP-FPM の仕組みをちゃんと理解しながら PHP の実行環境を構築する

PHP-FPMを起動する。

sudo systemctl start php-fpm

PHP-FPM自動起動を有効にする。

sudo systemctl enable php-fpm

php.iniの設定

設定ファイルのバックアップを取る。

sudo cp /etc/php.ini /etc/php.ini.origin

下記のように修正。

sudo vim /etc/php.ini
# [PHP]ブロック
#レスポンスヘッダにPHPのバージョンを表示させない
expose_php = Off
# 全てのログを出力させる
error_reporting = E_ALL
# ブラウザでのエラー表示させない
display_errors = Off
# エラーをログに残す
log_errors = On
# エラーログの長さを設定、念のため大きめに
log_errors_max_len = 4096
# エラーログ出力先
error_log = "/var/log/php_errors.log"
# 文字エンコーディング
default_charset = "UTF-8"

#[Date]ブロック
# タイムゾーン
date.timezone = "Asia/Tokyo"

#[mbstring]ブロック
# デフォルト言語
mbstring.language = Japanese
# 内部文字エンコーディング
mbstring.internal_encoding = UTF-8
# HTTP入力文字エンコーディングのデフォルト
mbstring.http_input = auto
# 文字エンコーディング検出順序のデフォルト
mbstring.detect_order = auto

PHPアクセラレータ「OPCache」「APCu」とは?

キャッシュ機能を提供するモジュール。

OPCacheがオペコードキャッシュ、APCuがユーザキャッシュを提供するモジュールを提供する。

詳しくはこちら参照

参考

yumリポジトリ一追加リスト 完全版

CentOS7 + php7 + nginx + php-fpm環境にwordpressインストール

「WordPress“1000倍”高速化」チューニング 第二弾──「PHP 7」を導入する (1/2)

PHP5.5でのphp.iniを設定

php.ini の自分なりのお勧め設定を考えました♪【試行錯誤】

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