MacにVagrantでCentOS6.6仮想環境を構築

前回MacにVirutalBoxとVagrantをインストールの続き。

今回はVagrantを使ってMacのローカルにCentOS6.6の仮想環境を構築する。
VirtualBox5.0の準仮想化や共有フォルダの設定はまた今度。

1. Boxファイル追加

Vagrantで扱うOSイメージのことをBoxファイルと呼ぶ。
下記サイトでは有志がboxファイルの配布元をまとめている。

A list of base boxes for Vagrant - Vagrantbox.es

今回はCentOS6.6をダウンロードする。
環境をCentOS6.6以外にしたい場合は、最後のURL部分を適宜変更。

vagrant box add centos66 https://github.com/tommy-muehle/puppet-vagrant-boxes/releases/download/1.0.0/centos-6.6-x86_64.box

Boxファイルの一覧を確認。

vagrant box list

centos66というのが今回ダウンロードしたboxファイルになる。

centos66 (virtualbox, 0)

2. Vagrant環境構築

Vagrantの仮想環境はVagrantfileで管理されている。
環境ごとにディレクトリを作成しておく。

mkdir centos66 cd centos66

Vagrantfileを初期化する。

vagrant init centos66

Vagrantfileのバックアップ取っておく。

cp Vagrantfile Vagrantfile.bak.20150801

Vagrantfileの設定を少し変更してみる。

vim Vagrantfile

下記のコメントアウトを外す。
プライベートネットワークを有効にしておく。

#config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

3. 仮想マシンの操作

仮想マシンの起動。

vagrant up

仮想マシンへのログイン。
ちなみにデフォルトユーザはvagrant/vagrant。

vagrant ssh

仮想マシンの状態確認。

vagrant status

仮想マシンの一時停止。

vagrant suspend

仮想マシンの終了。

vagrant halt

4. 仮想環境のスナップショット

Vagrantプラグインのsaharaには、現在の環境のスナップショットをとる機能がある。

機能が有効になってる確認。

vagrant sandbox status

offになってる。

[default] Sandbox mode is off

では、機能を有効にする。

vagrant sandbox on

再度確認。

vagrant sandbox status

onになった。
これでスナップショット機能を使える。

[default] Sandbox mode is on

現在の状態を保存する。

vagrant sandbox commit

色々設定いじった後に元の状態に戻す。

vagrant sandbox rollback

参考

Mac上にVagrant環境を構築 – エンジニアのたれ流し

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