さくらVPS上の CentOS7で、nginx, php7, php-fpm, MySQL5.7, UNIXドメインソケットでWordePressを動かす。
ドメインは未設定で、IPからアクセスする。
さくらVPSにCentOS7をインストールしたときにやる設定
CentOS7にyumでPHP7, PHP-FPM, OPcache, APCuをインストール
nginx + php-fpmでCentOS7でPHP7を最低限動かす
CentOS7 + nginx + php7-fpm + UNIXドメインソケットでPHP動かす
WordPressをインストール・設定
インストールする場所は自由、本家サイトからダウンロード。
cd /usr/share/nginx/ sudo wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz sudo tar zxfv latest-ja.tar.gz
wordpressディレクトリが作成されているので、所有者をnginxユーザに変更。
sudo chown -R nginx:nginx wordpress
WordPressのDB設定する。
念のため元ファイルはコピーしておく。
cd wordpress sudo cp wp-config-sample.php wp-config.php
設定ファイルを修正する。
sudo vim wp-config.php
/** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', 'test_wordpress'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', 'root'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', 'password_here'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', 'localhost'); /** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */ define('DB_CHARSET', 'utf8');
まとめると、
公開ディレクトリは「/usr/share/nginx/wordpress」
DBは「/usr/share/nginx/wordpress/wp-config.php」で設定したものになる。
これをnginxとMySQLに設定していく。
nginxの設定
rootディレクティブは、wordpressディレクトリを配置したところを指定する。
try_filesディレクティブは、WordPress用のパーマネントリンクを設定しておく。
server { listen 80; server_name localhost; root /usr/share/nginx/wordpress; index index.php; # wordpress パーマネントリンク設定 try_files $uri $uri/ /index.php?q=$uri; # wp-config.phpへのアクセス拒否設定 location ~* /wp-config.php { deny all; } location ~ \.php$ { fastcgi_pass unix:/run/php-fpm/php7.sock; fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root/$fastcgi_script_name; include fastcgi_params; } }
設定ファイルの構文をチェックする。
sudo nginx -t
問題なければnginx再起動。
sudo systemctl restart nginx
mysqlの設定
MySQLへログインする。
mysql -u root -p
WordPress用のデータベース作成。
mysql> create database test_wordpress;
今回はrootユーザを設定したけど、WordPress用のユーザを作成したほうがセキュアだ。
設定した場合はここでそのユーザを作成しておこう。
WordPressにアクセス
初回設定画面には、IPからでもアクセスできる。
設定が終わると、ログイン出来るようになる。
普通にIPからもトップページを確認できる。
コメント