バーチャルホストでFuelPHPのpublicフォルダをドキュメントルートに設定[FuelPHP入門]

ドキュメントルート直下に FuelPHPのすべてのファイルを配置することは、セキュリティ的に好ましくない。
FuelPHPの設定ファイルもすべて公開ディレクトリに含まれてしまうためである。

そこで、バーチャルホストでFuelPHPのpublicフォルダをドキュメントルートに設定する。

1. バーチャルホストとは

バーチャルホストとは、1つのwebサーバで複数のサイトを扱う方法のこと。
1つのVPSしか借りてなくても、複数のドメインを持っていれば、複数のサイトが運営可能となる。

サブドメインの利用も可能になる。
サブドメインというのは「××.mydomain.com」の××に当たる部分のこと。1つのドメインで複数のサイトのように見える。

2. FuelPHPの「public」ディレクトリをドキュメントルートに設定

FuelPHPを「/var/」にインストールする。

sudo oil create blog

Apacheにバーチャルホストの設定を行う(実はここで迷った)。
設定ファイルはUbuntu12.10では「/etc/apache2/sites-available/default」。

sudo vim /etc/apache2/sites-available/default

以下を記述(FuelPHP入門より)。

<br />NameVirtualHost 127.0.0.1:80<br />&lt;VirtualHost 127.0.0.1:80&gt;<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>    DocumentRoot /var/blog/public<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>    ServerName blog.localhost<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>    &lt;Directory /var/blog/public&gt;<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>        order Allow,Deny<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>        Allow from All<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>        Options All<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>        AllowOverride All<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>        DirectoryIndex index.php index.html<br /><%%KEEPWHITESPACE%%>    &lt;/Directory&gt;<br />&lt;/VirtualHost&gt;<br />

 

3. 「apache2: Could not reliably determine the server’s fully qualified domain name」の解消

Apacheの再起動。

sudo apachectl -k restart

ここで[warn]とともにエラー。

apache2: Could not reliably determine the server’s fully qualified domain name

「/etc/hosts」に設定したServerNameを追記すればよいとのこと。

sudo vim /etc/hosts

127.0.0.1 blog.localhost

blog.localhostへアクセス。
無事、FuelPHPのウェルカム画面が表示されれば設定完了。

【参考】

UbutnuでApache2を起動してみた – hyktの日記

apache2.2 バーチャルホストの設定 前編

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